キチンと睡眠取れていますか
実は隠れ睡眠不足かも
なんとなく毎日疲れやすい、ストレスが強くてついついドカ食いをしてしまう、すぐにイライラしてしまうといった症状に悩んでいる人は、睡眠が不足しているのかもしれません。
「毎日7時間寝ているからそんなことはない」という人も、実は隠れ睡眠不足の可能性があります。
時間的には不足していなくても、睡眠の質が悪いと隠れ睡眠不足で体調を崩してしまうことにもなりかねませんので、注意が必要です。
睡眠の重要性
睡眠は、心身の疲労を回復させるために大変重要です。
睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠の2つがあり、ノンレム睡眠が多ければ自律神経のバランスが整い、ストレスから回復できるようになります。
私たちは、起きている間はさまざまな器官を酷使しています。
週末で一日中休息しているような日でも、テレビを観るのに視覚や聴覚を酷使していることはよくあります。
ですから、睡眠を十分に取ることによって体全体の器官を休ませることが大切なのです。
睡眠が十分に取れていると、エネルギー代謝を促すホルモンが分泌されるため、肥満防止にもつながります。
睡眠は美肌にとっても非常に重要で、ノンレム睡眠の時間が多ければ多いほど成長ホルモンが分泌されて肌質を改善してくれます。
睡眠の質をよくするには
長時間寝たからといって必ずしも良質の睡眠が得られているわけではありません。
問題なのは睡眠の質なので、寝る直前はスマホを見ないなどの習慣を身につけることが大切です。
夕食も、遅い時間に摂ると寝ている間に消化活動をしなければならず、内臓が十分に休息できなくなってしまいます。
できるだけ、寝る3時間前までには夕食を済ませるように心がけたいものですね。
寝る前は温かい飲み物などを飲むと、ぐっすりと眠ることができます。
温かい飲み物を飲むと体温が上昇し、安眠に入ることができますのでぜひ試してみてください。
寝る前はカフェイン入りの飲み物は避け、白湯などを飲むのがいいでしょう。
生姜湯も体を温める効能に優れており、良質の睡眠を取る助けをしてくれます。
市販されている生姜湯には砂糖が多く入っていることがあるので、砂糖なしのものを選ぶか、白湯に生姜パウダーを加えたほうがナチュラルです。
カモミールティーも気分と体をリラックスさせてくれる効果があるので、お休み前にはおすすめです。
アルコールに関しては、寝付きがいいような印象を受けるかもしれませんが、実際には眠りが浅くなってしまい疲労を回復することができません。
夜のアルコールは夕食と同じように、就寝3時間前までにしておくといいでしょう。
寝る前にぬるめのお湯に浸かるのもおすすめで、お湯の温度は38度前後が目安です。
5分程度入浴するだけでも効果が得られます。