子どもがゲームにはまって勉強をやりません(35歳専業主婦)

子どもがゲーム依存症へ

ゲームの世界では結果が正当に評価されることが多く、勉強だけの子どもにとっては、逃げ場所に最適です。
勉強でいい成績をとっても誰も褒めてくれず、ゲームでは正当な評価のうえに、自身の頑張りで強くなる要素が多くあります。

さらにゲームは匿名で、人間関係も匿名なので煩わしくなったらすぐ離れるという、気軽さがあり、ストレスがたまりにくく熱中していきます。
現実はさまざまなことがあり、現実逃避にゲームにはまる人も多いでしょう。

またゲームをする人は年齢がバラバラです。
ときには海外からも遊んでおる人と話すことや年上の人と話すことも増えます。
ゲームで出会った人がきっかけで将来が変わった人もいます。
ゲーム=ダメと思わず、見守ることも大切です。

子どものゲームに対して過敏になっていないか

ゲームをし過ぎて学校を休んだ場合は、フォローが大切です。
1日休んだことによって、罪悪感から行きづらくなった子どももいます。
話しを聞いてあげることが大切になり、そのままずるずる休ませないようにしましょう。

現実逃避でゲームは当たり前のことです。
ゲームを否定しないで、親も一緒にやる家庭もあります。
一緒にゲームをすることで、何が楽しいのか、勉強をやらなくなったことも聞きやすくなるでしょう。

ゲーム依存は、依存症という病気ですが、法律を犯しているわけではありません。
過剰な心配は、子どもにとってストレスを感じる場合があります。
さまざまな道があるので、子どもが何をしたいか提案などして、子ども自身の考えに任せてみてはどうでしょうか。

子どもを褒める

多くの依存の原因は、孤独や寂しさなど、不安を和らげるためにゲームにのめり込む、自己防衛のための治療的な行為です。
ゲームを取り上げても済む問題ではありません。
精神状態が悪化するため、取り上げることはやめましょう。
それよりも、ゲーム以外でささいなことから褒めることを心掛けましょう。

家族が褒めることにより、自分がえらいと褒めることにつながります。
家事のお手伝いや地域へのボランティアなど、ゲーム以外を体験し、褒めてあげましょう。

子どもと一緒にルールを作る

携帯電話の普及で、ゲームに対する依存問題が、深刻化になることを懸念されています。
依存症になりやすい人は、現実逃避、ストレスや苦痛から逃げたい人や日々の悩みや不安を忘れるためにゲームをする人はなりやすいでしょう。

現実世界での問題で、ストレスが抑うつ的な傾向になり、現実から逃げるためゲーム依存症になる人もいます。
ゲーム依存症は、最初は単純にゲームが面白いからはじめますが、依存症になるさいなにかきっかけがあります。

依存の脱却のために、ゲーム以外で買い物や外食、運動に誘うなど気分転換させてあげましょう。
起点になりやすいのは、進学や就職、引っ越しなど環境が変わることにより気持ちの変化が起き脱却する人も多い傾向です。
何も知らずに注意はしてはいけません。
逆効果になりますので、ゲームで一緒に遊びながら利用時間の約束やルールを決めていくと効果的です。