同居している姑と折り合いが悪いです(40代パート 女性)

なぜ嫁と姑は仲が悪くなりやすいのか?

日本でも、大昔から嫁と姑の関係が悪く、それによって悩んでいる人がたくさんいました。
むしろ、仲良しの嫁姑の話を聞くと、驚いてしまう方もいるのではないでしょうか。
とはいえ、実際に関係性が良い嫁と姑はいます。
ではどうして、嫁と姑は仲が悪くなりやすいのでしょうか。

原因の一つに、姑が嫁との間に引く線が曖昧であることが挙げられます。
嫁の気持ちを尊重することなく、自分がしてあげたい、してほしいことをがんがん言動で伝えてきます。
突然、物を送ってくる、たずねてくる、アドバイスしてくるといったことで、悩んできた嫁の立場の方も多いのではないでしょうか。

ただ、姑は悪気が合ってしているわけではないのです。
あくまでも、良かれと思ってしていることが、嫁にとっては大迷惑になっているだけです。
つまり、嫁と姑という、距離が近い関係がゆえに、どこまで介入して良いのか分からず、行き違いが起こっているということです。
これが、嫁と姑ならではの問題です。

伝え方を工夫する

姑の言動に不快な気持ちを持つことは、悪いことではありません。
ただし、売り言葉に買い言葉のような対応をするのは、賢い方法とは言えません。
一度姑の言葉を受け止めたことを伝えつつも、柔らかい言葉で断ったり、遠慮したりするほうが、関係を悪くさせません。

また、直接姑に伝えるのではなく、夫から伝えてもらうのも良い方法です。
夫がは伝えたほうが、姑は素直に聞き入れやすく、スムーズに解決しやすい傾向があります。

日頃から、感謝の言葉を伝えるようにしておくと、断りの言葉や遠慮したい気持ちを理解してもらいやすくなります。
ありがとうをたくさん伝えながら、姑をたてるようにしてみてはいかがでしょうか。

合わないのも仕方がない

家族であっても、合わないこともあります。
それは仕方がないことなのかもしれません。
どうしても折り合いが悪いと思ったら、無理せず、割り切って必要最小限だけのやりとりをするのも良いでしょう。
できるだけ一緒にいないようにして、接点を減らしてみましょう。

ただし、一緒にいるときは、笑顔で明るく対応することがポイントです。
極力姑を立てて、褒めるようにしてみてください。

寂しいのかもしれない

怒りの奥底には、悲しみが潜んでいるとも言われています。
何かとつっかかってくる場合は、もしかしたら姑は寂しくて悲しいのかもしれません。
大切に思っている息子が遠く離れていくことに対して、寂しく思う気持ちもわかります。

その寂しさが、必要以上の介入といった形で表れているのかもしれません。
ちょっとしたプレゼントをしたり、出かける時に誘ったりしながら、大切に思っていることをうまく伝えられたら良いですね。