ダイエットしたいのに甘いものをやめられないのですがどうしたらいいですか?(19歳専門学校女性)
甘いものが欲しくなる理由
甘いものは女性、男性ともに別腹という人が多くなっています。
とくにダイエット中のストレスにより甘いものを食べたくなり、食べてしまうことはありませんか。
食べ出すと止まらなくなり、あとから後悔しますよね。
ストレスを感じると甘いものが欲しくなるのは、脳が血液中の血糖値低下することで、糖分不足になるからです。
なにか食べたくなる現象は、体が足りない栄養素を補うことが多くあります。
糖分不足になるため、甘いもが食べたくなるのは正常なことです。
甘い物、とくに砂糖が多く使われているお菓子を食べると血糖値が急激にあがります。
食べる量が適量であれば問題ありません。
しかし食べ過ぎると血糖値の乱高下が発生し、血糖値を下げようとインスリンが多くでてしまいます。
このインスリンが血糖値を下げる効果があり、また脳が糖分不足になり疲れやすい、イライラする、精神不安定になっていきます。
食事を見直す
甘いものが欲しくならないよう、食事を見直しましょう。
毎日の食事はバランスがとれていますか。
過度なダイエットや偏った食事は、ストレスが貯まるため控えてください。
野菜や果物に海藻類を食すると、ビタミンやミネラルが補え、肉や魚、卵などにはタンパク質が補えます。
まずは1食あたり、主食をにぎりこぶしの大きさぐらいに、タンパク質は片手のひら分にしてください。
野菜は生であれば両手一杯分、茹でたり熱したりした野菜は、片手分を目安にしましょう。
ビタミン、ミネラル不足はストレスの原因です。
1日3食を心掛けましょう。
3食を食べる習慣がない人は、軽くでもいいので食べることにしてください。
お味噌汁に多くの野菜や海藻類を入れたもの飲む、お鍋やサラダを食べることでビタミン、さらに簡単にするとゆで卵やサラダチキンなどでもタンパク質がとれます。
自然な甘みを選ぶ
甘いものが欲しくなったときは、お菓子ではなく果物にすると血糖値が緩やかになり、食物繊維やビタミンもとれます。
キウイやいちご、オレンジ、グレープフルーツなど柑橘類は糖質が少なめです。
ダイエット中でも気にしないで食べられます。
カットフルーツや冷凍フルーツなどすぐ買えて手軽なのでおすすめです。
缶詰は、シロップ漬けで糖質がありますので注意してください。
日頃使う砂糖にも一工夫
砂糖を使用する場合、精製されていないものを選ぶのもおすすめです。
きび糖や黒糖、てんさい糖など、さまざまな種類があり、またビタミンやミネラルが含まれています。
フルーツに無糖のヨーグルト、またはシリアルやナッツを入れると食感があるため、満足感がでるためおすすめです。
フルーツやナッツはアンチエイジング効果、美肌効果が期待できる食材です。
積極的に食すことをおすすめします。
甘いものが欲しくなるのは血糖値の低下が原因のため、血糖値を下げない食事を心掛け栄養をとりましょう。
食べること以外のストレス解消を見つけてみてください。