浪費癖が治りません(29歳主婦 女性)
誤った節約が浪費を呼ぶこともある
浪費癖がある方のなかには、実は節約を頑張っているという方も少なくありません。
少しでも安いものを探して買い物をしたり、必要最低限のものしか買わないなど、マイルールの下で生活していることもあります。
ではどうして、節約を頑張っているのに浪費してしまうのでしょうか?
それは、自分が本当にほしいものを買わず、安い物、手っ取り早いものを選び続けることで、自分の欲求を満たせていないからです。
そのため、たくさん買っても不足感が残り、またいろいろなものを買ってしまうといったサイクルに入っているのです。
さらに、対して欲しくないものを買っているため、大切に使うこともできません。
節約はすばらしいことではありますが、本当に欲しいものを一つ買って使うようにしたほうが、結果的にお金を使わずに済むこともあります。
ストレスが溜まっている
イライラした感情を解消する方法の一つに、買い物があります。
浪費癖は、こういったストレスを解消するためにおこなっているのかもしれません。
また、不安なときも、買い物がしたくなる人も多いです。
不安によるストレスを解消するために、ムダなものを買うなんて残念です。
できるだけ、不安になるようなものを見たり、不安にさせるような人間関係から距離を置いたりして、心を安定させられるようにしてみるのもおすすめです。
また、ストレスを感じたら、買い物以外の解消法を探してみるのも良いでしょう。
整理整頓が苦手である
必要な物を購入することは、決して浪費ではありません。
しかしながら、整理整頓がされていないために、必要な時に必要な物が見つからず、その都度買ってしまう方もいます。
これは、非常にもったいないです。
室内のものを減らすようにしたり、整理整頓をしっかりやることで、ムダな買い物を避けることができるので、是非試してみてください。
また、洋服類やキッチン周りのアイテムなどは、あらかじめストックする数などを決めておいて、新しく購入するときは捨てるといった対応をするのがおすすめです。
こうすることで、買うことにも捨てることにも慎重になるので、浪費癖が治るかもしれません。
寂しい
ストレスが多い場合も買い物したくなる人が多いですが、寂しい時も同じように買い物がしたくなるタイプがいます。
心の穴を埋めるために、買い物をしているのです。
目的が必要な物を用意することではなく、心の穴埋めであるため、当然ムダ遣いが増えます。
一人でも楽しめる趣味を見つけたり、勉強したりすることで、お金の使い方が変わることもあるので、試してみてはいかがでしょうか。
せっかくなら、有意義にお金も時間も使いたいものです。