やる気のない社員をどうにかしたいです(33歳会社員 女性)

モチベーションが低いのは自分で考えるチャンスが少ないから

やる気がある社員と、あまりやる気が見られない社員がいますよね。
上司としては、やはりやる気を持って仕事に向き合ってほしいところですが、なかなかそれが難しいこともあるでしょう。

やる気がなくなる原因はいろいろあるのですが、社員に一人ひとりに自分で考えて行動される機会が少ないことも挙げられます。
社員が言われたことだけをするような関係になっていると、どんどんモチベーションが落ちていきます。
なぜなら、つまらないからです。

積極的に、社員の意見やアイデアを聞くような姿勢で向き合うのも、良い解決策の一つです。
こういった対応をしていれば、社員は期待されていると認識しやすくなりますし、自発的に何かをしようとする気持ちを持ちやすくなります。

感謝の気持ちを伝えていない

あたりまえのことですが、人は自分の頑張りや努力を認めて欲しいと願っています。
どんなに一生懸命していても、全くそれに気づいてもらえなかったり、低く評価されていたりすると、やる気はなくなっていくでしょう。

いつも、ちゃんと見ているよと伝えるためにも、また、純粋に頑張ってくれていることに対しての感謝の気持ちを伝えるためにも、「ありがとう」や「助かったよ」は伝えるべきです。
失敗や気になる点だけを取り上げて、注意したり叱ったりしているだけでは、やる気を育てるのは難しいです。
人は、誰かの役に立ちたいと思っている生き物なので、ぜひどんどん「ありがとう」を伝えることをおすすめします。

疲れている

誰でも、疲労が重なっていると、頑張れないものです。
やる気ができないその社員は、もしかしたら心身共に疲弊しているのかもしれません。
とくに、入社したばかりの人や、移動で初めての仕事に取り組んでいる人などは、緊張や不安でいつも以上に疲れやすくなっています。
可能であれば、できるだけ早めに帰宅させるようにしてみてはいかがでしょうか。

見た目や雰囲気で、疲労度合いが感じられることもあるので、日頃から社員に対して気を付けて見ていることも必要かもしれません。
有給休暇を積極的に消化してもらうのも良いでしょう。

情報が少ない

これからのことについて、誰もが多かれ少なかれ不安を感じています。
それは、会社や仕事についても同じことが言えるでしょう。
写真のやる気が下がる原因の一つに、会社や仕事の将来についての情報が少なすぎることが挙げられます。
そのため、どれくらい努力するべきなのか、迷っている場合もあります。

会社の将来が明るければ、頑張ろうという気持ちがアップするかもしれません。
可能であれば、社員に会社の現状やこれからについて、伝えてみてはいかがでしょうか。