会社を辞めたいのですがどうしたら円満退社できるでしょうか(31歳女性)
退職を決意し伝える時の機会
いろいろと考えて退職を決意したけど、いう機会、伝え方などわからない人も多いかもしれません。
退職を伝えるタイミングは、繁忙期以外にしましょう。
年末の12月、年度末の3月など、年度の区切りに辞める人が多い傾向です。
年度の区切りは、引き継ぎがしやすい時期とも言えるでしょう。
繁忙期に伝えた場合、とりあってもらえない可能性がありますので、注意してください。
上司の仕事が落ち着く時期や、都合がつきやすい時期、気持ちに余裕がある閑散期などに伝える様にしましょう。
また繁忙期ではないですが、大きなプロジェクトに選ばれた企画の途中や、人事異動をした後は辞めにくく、引き継ぐ人も見つからず、困難な状態です。
退職の伝え方
会社の規定が何カ月前に伝える必要が確認をしましょう。
退職日から1~3カ月前になっている会社が多い傾向です。
必ず規定日よりも前に伝えてください。
では退職を伝えるために、直属の上司に相談がありますなど口頭で伝え、アポを取りましょう。
必ず直属の上司に伝えるようにしてください。
直属の上司が原因で辞める原因だとしても、直属の上司をすり抜けてさらに上の上司へ伝えるのは、マナー違反になりますので、注意してください。
円満退職にしたい場合
上司に辞めたい理由を聞かれても、自己都合だと伝えましょう。
会社や上司などに不満がある場合でも、伝えると円満退職になりません。
上司や会社に対して敬う言葉を添えて、退職理由を伝えてください。
退職を決意したとしましたが、あくまでも円満退職をするために、強い言葉、とくに断言や一方的な言い方はしないようにしましょう。
退職理由としましては、例として「これまでの経験を生かし、新しい環境で自分の力を試したい」など正直な気持ちを伝えてください。
退職の時期は希望を伝るようにし、会社と相談しながら決めていきたいという姿勢が大切です。
引き止められた場合は、なぜ退職したいのか思い出してください。
本音の辞めたい理由があるはずです。
引き止められるとうれしくはなりますが、次の転職先が決まっている人もいるでしょう。
丁重に、お礼とともにお断りしてください。
転職先を聞かれた場合、決まっていてもこれから探しますが角が立たないでしょう。
あっさり了承をもらえた場合、無駄に言い訳をしなくてすみますので寂しさはありますが、気にしないようにしてください。
退職願を作成方法と提出方法
会社で退職願の規定にフォーマットがある場合は、必要事項をボールペンで記入してください。
鉛筆や消せるボールペンは使用不可です。
退職理由は、上司に告げた通り一身上の都合と記入しましょう。
最後だからと、暴言は書いてはいけません。
退職願の提出時期も会社規定に沿って提出してください。
だいたい退職日の1カ月前の会社が多い傾向です。
また円満退職するために、退職願は上司へ手渡しする方が良いイメージになります。
机の上に置くだけはやめておきましょう。