職場に陰口ばかりいっている人がいます(24歳会社員 女性)

自分なりのスタンスを用意しておく

会社はさまざまな生活習慣を持った人たちが集まる場所ですので、同僚や上司の全員がウマが合うというわけではありません。
中にはどうしてもしっくり来ない、なんとなく苦手という人もいるのが普通です。

そんな中でも、特に苦痛に感じららるタイプが他人の陰口ばかり言っている人です。
当たり障りのない、心が和むような会話をする代わりに他人の悪口ばかりを口にする人がいると、職場の雰囲気が悪くなってしまうことは否めません。
このような人が職場にいる場合には、自分なりのスタンスを用意しておくことが大切でしょう。

うっかり陰口に同調してしまうと、「〇〇さんの陰口を言っていた」と逆に言いふらされてしまう心配もあります。
陰口ばかり言う人とは、基本的に距離を置くのが第一です。
「それは言い過ぎなんじゃないの」などと反論してしまうと、今度は自分が槍玉に上がってしまいかねません。

ですから、陰口の会話には参加しないようにすることがおすすめです。
陰口ばかり言っている人は嫉妬心が強いことも多く、気に入らない部下や同僚を追い出すためのいじめであることも多いので、十分に気をつけましょう。

陰口の対処法

陰口が全然収まらないどころか、他人の尊厳を傷つけるようなひどいことを言っている場合には、モラル・ハラスメントに該当します。
モラル・ハラスメントに直面したら、一人で悩まずに同僚や友人に相談してみるのが一番です。
陰口を言われているのが自分の場合には、言い返さずに無視することをおすすめします。

同僚はあなたがどんな人かをちゃんと見ていますので、ひどい陰口を言われても言い返さずに仕事に専念していれば、味方になってくれるはずです。
陰口を言う人はあなたの気分を害したいと思ってわざとやっているわけですので、相手が期待するような反応は一切しないようにしましょう。

陰口があまりにひどく、仕事にも差し支えが出るほどであれば、上司に相談する必要も出てくるかもしれません。
「○○さんがあなたの陰口を言っていたわよ」と告げ口してくる人もいますが、これも相手にしないのが賢明です。
告げ口をする人というのは、陰口を言う人と同様に誰かを傷つけるのが好きな性格ですから、関わらないのが一番です。

陰口を録音する方法もある

陰口にもうこれ以上耐えられない、というときは会話を録音してしまうのもいいかもしれません。
ペン型のボイスレコーダーであれば、誰にも気づかれずに陰口を録音することができて大変便利です。
どんな対策を講じても陰口が止まないときは、職場を変えるのも悪くありません。
大きな企業であれば部署を変えてもらうこともできますが、陰口を言うような人はしつこい性格なので、基本的な問題は解決しないかもしれません。